ニュース
固体電池の産業化のトップランナー
「十四五」国家重点研究開発計画プロジェクトの発足及び実施プランの論証会が清陶能源で開催
リリース時期:2023-05-09 閲覧数:


5月8日に、清華大学をはじめとして引き受けた「十四五」国家重点研究開発計画「先端機能と知能材料」と重点プロジェクト「高安全性リチウムイオンの動力電池とストレージ電池のキー材料と応用」(2022YFB3803500)の発足及び実施プランの論証会が清陶(昆山)能源発展股份有限公司で順調に開催されました。

 国家重点研究開発計画は中央財政資金より設立され、世界科技の先端、経済主戦場と国家重大な需要に向いて、国家計画と国民生活に関わる農業、エネルギーリソース、生態環境と健康などの分野で長い年月推進する必要がある重大な社会公益性研究、産業の核心の競争力、全体の自主創新能力と国家安全の戦略性、基礎性、展望性に関わる重大な科学課題、重大共性コア技術と製品の研究開発と重大なグローバルテクノロジー連携などです。部署連携、業界連携とエリア研究開発と協同イノベーションを強め、国民経済と社会発展の主な分野に絶えずに支えと導きを与えています。



今回のプロジェクトの発足及び実施プランの論証会は東華大学の朱美芳院士をプロジェクト論証専門家グループの組長に担当し、華中科技大学の黄雲輝教授をプロジェクト責任専門家に、中国科学院化学研究所の郭玉国研究員、中国科学院物理研究所の胡勇勝研究員、中国科学技術大学の余彦教授をプロジェクト論証技術専門家に任命しました。昆山開発区科学技術局の時夢佳副局長、清華大学科学研究院の重要プロジェクト主管曹立鵬氏、プロジェクトの各課題責任者、プロジェクトの中堅など約40名が会議に参加し、会議はプロジェクト責任者の清華大学材料学院副院長の沈洋教授が司会しました。

 本プロジェクトは清華大学をはじめとして、武漢理工大学、東華大学、華中科技大学、北京科技大学、蘇州大学、北京理工大学重慶創新センター、蘇州清陶新能源科技有限公司、納琳威納米科学技術(上海)有限公司、浙江柔震科技有限公司の10社が共同で引き受けました。本プロジェクトは高安全性リチウムイオン電池の集積検証と応用モデルの実現を最終目標として、電池検測と早期警報技術、固体電解質、高安全耐熱セパレーター、複合集流体、電池集積システムなどの面から基礎研究とコア技術の難関を突破し、リチウムイオン電池の熱暴走メカニズムを明らかにし、リチウムイオン電池の安全性に関わる技術体系を構築し、キー材料が電池の安全性に与える影響を明確にし、その研究開発を指導します。固体電解質、耐熱セパレーター、複合集流体などのキー材料を突破し、耐熱セパレーターと複合集流体の規模化生産を実現します。高安全リチウムイオン電池の設計製造技術を最適化し、本プロジェクトが開発した安全電池材料を真性安全電池に集積し、応用モデルを実現させます。

 会議では、プロジェクトの責任者と各サブ課題の責任者がプロジェクト実施プランを詳しく報告し、プロジェクト専門家はプロジェクトと課題実施プランの報告を聞いた後、プロジェクト内容と実施プランを十分に評価しました。同時に、会議に出た専門家はプロジェクトの研究体系、課題間の協力交流、研究目標の細分化などの面について重要な指導提案と意見を出しました。専門家たちは、プロジェクトチームの研究力は非常に強く、各課題の間で密接に協力し、国家重点研究開発計画プロジェクトの管理要求に厳格に従い、プロジェクトの研究を展開し、コアの科学と技術問題を共同で解決し、高安全性リチウムイオン電池のキー材料の開発と応用システムの構築と整備を促し、ストレージ電池と動力電池の安全性と環境保護性の向上と指摘しました。最後に、専門家グループの厳格な論証と質問を経て、プロジェクトの実施プランは一致で承認されました。



清陶能源はグローバルの固体リチウム電池産業化のトップランナーとして、先端な新エネルギーの材料技術の産業化を取り組んでいます。リチウム電池のキー材料のオリジナルの開発、設備の革新的な設計と量産技術の最適化を通じて、固体リチウム電池の産業化の実現の先頭に立ちました。清陶能源は本プロジェクトの参加者として、固有安全の動力電池とストレージ蓄電池の集積と応用検証の課題に対して研究します。高エネルギー密度と高安全性の動力電池とストレージ蓄電池を開発し、電池の応用検証を実現させることを目指します。


会議期間に、専門家たちは清陶能源の展示室及び「上海自動車ー清陶固体電池共同試験室」に視察指導を行いました。清陶の固体リチウム電池の技術と産業化現状を詳しく理解してもらいました。

電池は国民経済のベースプロダクトで、交通運輸、通信、電気、鉄路、コンピューターと応急設備などの分野で幅広く使われています。経済と科学技術の発展に伴い、全業界は電池に対する需要が増えつつあります。その応用分野も共に拡大していきます。本プロジェクトが高安全性リチウム電池のキー材料の開発及び応用システムの建築と改善に伴い、ストレージ蓄電池と動力電池の安全性と環境保護性は更に向上できます。新しい省エネ型のリサイクル発展産業を形成するのが望まれます。化石能源の使用を大幅に下げ、電気自動車、エネルギーストレージなどの低炭素産業の躍進をサポートします。